宴の終わり

 明日朝早くからバイトがあるからとか、用事があるからと言う人達は、お開きと同時に帰路についてしまった。半分近くが残り、じゃあ二次会と行こうかとなったのだが、割りとアルコールでヘロヘロ。

 折角だから神戸の海を見に行こうと、レストランを後にして神戸の街を歩いた。勿論、誕生日を迎えた友人も一緒だ。

 レストランの近くにあったコンビニでチューハイやビールを買い、神戸の港の方へ歩いた。三宮駅を通過して、結構な道のりを歩くのだが、然程足は疲れない。ヒールを履いていた一人の友人はちょっと苦しそうだったが、海が見られるのであればと頑張っていた。が、やっぱり距離が遠いと気付いたの、地下鉄を使ってみなと元町駅まで向かった。そこからだとメリケンパークがすぐ側にあるのだ。

 よく考えたら、メリケンパークからビールを買ったほうが良かったのでは? と思ったが、まあいい。二杯目が飲みたくなったらそこで買おう。

 メリケンパークから見た神戸の海は、暗いようで明るかった。夜景の光でキラキラしていたのだ。海を眺めながらビールとチューハイを開けて、第二の乾杯。他愛もない話で花を咲かせた。

 友人はもう関東へ行ってしまうし、なかなか会う機会も減ってしまうけれど、それでも関西に戻ってきた時はこうやってまたみんなで集まろうと決意した。そして、今度こそ神戸牛が食べられるレストランでパーティーをしようと言う約束をした。